DW5000分解してみた。
インペリアルスターで使っているdw5000ツインペダル。
中古で購入し、分解して掃除しました。
その時に画像は撮っていなかったので、今回は撮りながら分解していきます^^
調べてみてもdw5000の分解方法などが出てこなかったので、パーツ交換したい!という方のお役に立てれば♪
まずは分解前の状態から。
現行モデルではなくUSAの古い型のものです。
必要な工具はチューニングキーとこちら↓
E-Value 六角棒レンチセット インチ 1/16・5/64・3/32・1/8・5/32・3/16・1/4・5/16・3/8インチ 9本組 ELHW09INL
インチタイプの六角!
dwシリーズは100均などで売ってるmmタイプの六角は使えません。
この中で使うのは「1/8」「3/32」
では分解スタート!
まずはビーターを外します。
次にススプリングを外しましょう。
下の六角形の棒みたいなやつ(ロックナット)を回して外します。
ちなみに上の丸いボルトはスプリングスクリューと言います。
バネの強さを調整する時、強くしたければスクリューを上に緩めた後にロックナットを締める。弱くしたければロックナットを下に緩めた後、スクリューを下に締めます。
私はバネが生きるギリギリのゆるさにしてます♪
では、外しました。
次はスプリングが掛かっていた部分(ストロークアジャスト)を左右両方外します。
ネジで留まっているので、「3/32」の六角で緩めて外します。
ちなみにこのパーツ、右はシャフトが丸。左は四角。と形が違います♪
外したらこんな感じに。
※一番外側にはワッシャーが付いてます。これはワーシャーを外した後。
次はスプロケットからチェーンを外します。
チェーンはクリップで留まっているのでペンチを使ってずらして取ります。
こんな感じで取れます。
飛んで行ったりするので紛失には要注意!
次はビーターがついてたやつ(ビーターハブキャスト)とスプロケットを外します。
シャフトを引き抜いて外すのですが、ベアリングの横に太めの輪っか(アウターブッシング)が付いています。
これはネジで留まっているので「2/32」の六角で緩めます。
上の画像の黒いベースから飛び出してるネジ。
緩め終わったら、ビーターキャストを引っ張って引き抜きます。
※きちんとしたやり方があると思うのですが、調べても出てこなかったので自己流で。
ここはチューニングキーを使って緩めます。
分解できました。
ベアリングが経年劣化と汚れでほぼ回らなくなってるので分解して掃除しようとしましたが、フルシールドのベアリングでした…
分解できるものはカバーがクリップで留まっているのでカバーを取れるのですが、フルシールドタイプはカバーを破壊しないと取れません…
買い替えかな!と思いつつそのままパーツクリーナーにドボン。
※グリスアップできないので真似しないように!笑
次は左側のビーターキャストを取るためにシャフトを引き抜こうと思いましたが、硬すぎて取れず…今回は断念です。
※左側のビーターキャストは「1/8」の六角で留まっています。
では、フットボードやヒールキャスティングを外していきます。
きなこの毛や埃で汚い。
「1/8」の六角で左右のネジを外します。
ここにもネジにベアリングがはめ込まれています。
ここのベアリングは取れませんでした。
次にヒールキャスティング。
裏から三箇所留まってます。
一本だけ長さが違い、右の一番短いネジが手前に付きます。
ネジを回す時の注意点!dw製品はネジがめっちゃ固いです。
ネジ穴を舐めて潰さないように気をつけましょう。
分解終了!!
そういえばパーツクリーナーに漬け込んでおいたベアリング
なんか鮮やかな色になりました(笑
回転はちょっと復活。
では逆の順番で組んでいきます。
とここで注意点。
ストロークアジャストを固定するボルトがハマるように、シャフトが凹んでいます。
ここにネジが来るようにストロークアジャストを付けるので、スプロケットやビーターハブキャストの向きに注意してください。
現行機は同じように凹んでいるのか、どうなっているのかはわかりません^^;
てことで無事組み立て終了!
分解やパーツ名に関してはこちらを参考にしました^^
綺麗な楽器は良いですね♪
しかし、近々ベアリング注文して交換しないと^^;
買い替える場合、dw5000の順製品版はSP-213。
ベアリングの大きさは7/8インチ。幅さえ合えば他の用途のものでもつけれるかな?
また試してみます!
あ、MacBookProが職場ではなぜか充電できました、謎…